2011年7月5日(火)
目の錯覚の仕組みを数理モデルを通して探る研究と、その中から生まれた錯覚作品を紹介します。数理的手法を用いる強みは、錯覚の強さを数値で表すことができ、この数値を最大化したり最小化したりすることによって錯覚の強さを制御できると同時に、新しい錯覚作品を計算によって創作できることです。 さらに、錯覚の最小化による安全社会づくり、錯覚の最大化による新しい情報表現技術の開拓などへの応用も目指しています。
会 期 : 2011年7月5日(火)〜7月18日(月)
時 間 : [平日] 9:00〜19:00 [土] 9:00〜18:30 [日] 10:00〜16:30
※18日(月)は休日授業実施日のため、平日扱いとなります。
会 場 : 明治大学生田図書館 Gallery ZERO
川崎市多摩区東三田1-1-1(小田急線生田駅下車、南口から徒歩約10分)
TEL 044-934-7945
タイトル:「計算錯覚学の世界 ―錯覚の鑑賞から創作へ―」
2011年3月14日(月) 2011年5月14日(土)
CREST研究プロジェクト「計算錯覚学の構築」の研究成果として生まれる新しい錯覚作品を展示し、週1日程度の頻度で、一般にも公開します。錯覚の面白さ・美しさを楽しんでいただきたいと思います。また、目でものを見るとはどういうことなのかを考え直すきっかけにもしていただければうれしいです。
来館の皆様からはアンケートをいただき、錯覚効果の測定データの収集への協力もお願いしたいと思っています。
日時: 3月14日(月) 5月14日(土)
場所:千代田区神田淡路町1−1神田クレストビル2階
明治大学 先端数理科学インスティテュート 錯覚と数理の融合研究拠点
電話(ファックス兼用):03−5577−5647
お披露目:2011年3月14日(月)、15日(火)午前10時から午後5時まで
(計算錯覚学キックオフワークショップの開催期間と同じです。)
開館日:当面の間は 毎週土曜日午前10時から午後5時まで
2011年3月14日(月)、15日(火)
主催:明治大学 先端数理科学インスティテュート 錯覚と数理の融合研究拠点
JST,CREST 「計算錯覚学」
日時:2011年3月14日(月)、15日(火) (14日(月)の夕方には、懇親会(会費制)も計画しています。)
場所:明治大学駿河台キャンパス(最寄駅はJRお茶の水駅) アカデミーコモン9階309B講義室
講演プログラム:
14日(月)
10:00−10:10 あいさつ
10:10−11:00 山口泰(東京大学大学院総合文化研究科/JST,CREST)
「視覚復号型暗号 ― 画像が見える暗号」
11:10−12:00 友枝明保(明治大学研究・知財戦略機構/JST,CREST)
「サグ部の自然渋滞緩和に向けて〜錯視現象とその緩和策〜」
(昼休み)
13:30−14:20 新井仁之(東京大学大学院数理科学研究科/JST,PRESTO,CREST)
「視覚と錯視の科学における数学的方法 - 数学,知覚心理学,脳科学の協働を目指して -」
14:30−15:20 北岡明佳(立命館大学文学部/JST,CREST)
「計算可能な錯視の探索的検討」
15:40−16:30 藤田一郎(大阪大学大学院生命機能研究科)
「視覚神経科学と錯視」
16:40−17:30 合原一幸(東京大学生産技術研究所)
「数理モデリングとそのアート、ファッションへの応用」
18:00-20:00 懇親会 明治大学リバティタワー23階 サロン紫紺(会費制)
15日(火)
10:00−10:50 杉原厚吉(明治大学研究・知財戦略機構/JST,CREST)
「画像知覚のひずみと誇大広告の罠」
11:00−11:50 松田隆夫(立命館大学立命館グローバルイノベーション研究機構)
「写真空間の知覚的性質:写真はどこまで真を写しているか?」
(昼休み)
13:30−14:20 宮下芳明(明治大学理工学部/JST, CREST)
「錯覚は聴覚コンテンツ・味覚コンテンツに応用できるか?」
14:30−15:20 植田一博(東京大学大学院情報学環・学際情報学府/JST, CREST)
「経済行動における意思決定に与える認知バイアスと知識の影響について」
15:30-16:20 鈴木敦夫(南山大学情報理工学部)
「ホームセンターの最適棚配置問題 ― 商品の陳列方法によって売り上げは変わるか」
2011年4月9日(土)
日時: 2011年4月9日(土)
場所:三省堂本店
講演タイトル:「目の錯覚のメカニズムを数学で探る」
2011年4月24日(土)
日時: 2011年4月24日(土)
場所:高松市美術館
講演タイトル:「錯視の楽しみ」
2011年5月22日(日)
日時: 2011年5月22日(日)
場所:サイエンスカフェ・ガリレオ・ガリレイ
講演タイトル:「数学は錯覚を解明できるか」
2011年6月2日(木)
日時: 6月2日(木)の午後2時から
場所:国立情報学研究所オープンハウス
講演タイトル:「不可能立体と不可能モーション ---錯覚から見えてくる「見る」ことの偉大さと危うさ---」